ウィーン観光、まずはハプスブルク家の夏の離宮、シェーンブルン宮殿へ。 外壁は、この宮殿で最も重要な役割を果たした、女帝マリア・テレジアが好んだと言われる黄色でまとめられています。 その娘、マリーアントワネットが15歳でフランス王家に嫁ぐまで、夏の宮殿として育ったのもここ。モーツァルトが6才の時、初めて御前演奏をした鏡の間も見ることができます。 とにかく豪華!世界遺産にも登録されています。 2日目には、Hofburg(王宮)へ。ここはハプスブルク家が13世紀後半から、約600年以上に渡って住居としてきた王宮。 その中の、皇帝の部屋、皇妃エリーザベトのSisi museum、銀器コレクションを見て来ました。銀器はもちろん、後に使われるようになった陶器の膨大な数々。アウガルテンやヘレンド、伊万里のコレクションもありました。 謎解き・・・と思って写真を撮ってきましたが、やっぱり高度すぎる・・・ Sisiの愛称で知られる皇帝フランツヨーゼフの妃、エリーザベト。16歳で宮廷に嫁いだものの、堅苦しい宮廷生活を嫌って、多くの時間をウィーンの外で過ごし、最後はイタリア人の無政府主義者に暗殺されてしまった人。 今回ウィーンに行くまでは、美しい皇妃ということしか知りませんでしたが、その皇妃の数々のエピソード・・・。 その美しい容貌を保つための、並々ならぬ努力。生の子牛肉や、苺のパック、薔薇の花のクリームなどを用いた美顔法や、ダイエット。部屋に器械体操の器具まであるのには驚きました。 でも晩年には極度なダイエットが逆効果となって、踝が腫れたり、栄養失調に・・・。そして最後は暗殺されてしまいます。なんという悲しい結末・・・。 Sisi museumを見ていたら、なんとなく英王室のダイアナ妃を思い出してしまいました。 このHofburgとシェーンブルン宮殿は、必見です。
by bronnl2
| 2007-06-03 19:19
| オーストリア
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